自己推薦書の書き方と例文
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日本人にとって最も難しい自己アピール
日本では就職活動でも、あるいはWEBページにおける自社推薦・アピール力でも諸外国に比べやや劣るとよく言われています。プレゼンテーションと比喩されることもありますが、自己推薦状の本当の役割は、「自分が役に立つ人間である」という事を出来るだけ根拠があるように記述して、相手に読ませることにあります。間違っても「自分を客観的に」と自己評価を思い浮かべてはいけません。
自分を評価する立場にある人に対し、自己評価を提示できるのはその社内や団体に既に属して、ある程度の実績を得ている場合だけです。自己推薦状は自己紹介とは違って取り引きの材料の一つであるといえます。ビジネスにおいては、面接もビジネスの一つですから、感覚は双方で今協議の最中であるということを念頭においてください。
書く前に自分をリスト化する
自己推薦状を書く前に、メモでもなんでも良いので出来るだけ大きな紙に自分が人から言われた性格、あるいはこれまで評価された部分や、人付き合い、あるいは交流関係や趣味などを列挙して書いてください。今度はそれらをグループ分けしていき、相互に関係のある接点を見つけてつなげてみてください。恐らくそれが、他人から見たあなたの本当の姿です。
全てを一度書き、そして削る
一通り自由に自己推薦状を別紙に記述し、文章は長くても構いませんので、とにかく出来るだけ冗長性のあるムダに長い自己紹介をとりあえず書いてみることです。それから必ず小さくても良いので、声を出して全部読み上げます。その時点で、読むのが多少長く感じたら、読む相手もその倍以上はそう感じるはずです。ここから自分でムダと思われる文章を自分で編集します。
一体誰が見るのか?想像して書く
ベースが出来ていれば、相手がどのような立場であろうと自己推薦状は単語を変えるだけで共通に利用できます。就活でも再就職でも、その度に内容を変えるのはよくありません。自分というのは、そんなに大きく変わることが無いからです。あくまでも、友人でも親類でも全く無関係な赤の他人に自分を見せるものだ、そういった想像を貫くことが肝心です。その先に面接などがあると思えばいいでしょう。
例文は転職を想定し、再就職用としていますが転用可能にしてあります。
自己推薦書の例文
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私はXML技術に興味を持ったのは、自分でも意外な事に全く無関係な販売業務の中で、効率化とはどんな意味を持つのか?と疑問をもった20年前のことでした。元来、集中してデスクに座るのは苦手でしたが興味や関心が強ければ、集中力は全く長時間途切れないことに、自分でも驚いています。
その集中力は、販売業にもフィードバックし、お客様への関心やお客様の持つ興味いったものを客観的に見る機会に恵まれ、仕事に楽しさを覚えてきました。そのお陰で、いかなる努力も些細で些末な事も、決して無駄では無いと自覚してます。
私は前向きに物事を捉え、辛いことを楽しさに転換するのが好きです。困難は共に共有し、人の悩みを打ち明けれれるのが好きです。そして一緒に考え最良な方向を導き出せるだろうと思う性分です。様々な業界を仕事上で知り得る機会に恵まれ、本当に今は感謝しております。そしてこの度はその経験を御社に活かし、誠心誠意、努力してまいります。
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