お歳暮のお礼状の例文と書き方(ビジネス)

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一年の締めくくりであるお歳暮は大変重要です。

ビジネスにおいては特にそうですが、決算期やある程度の経営の目処として、年末は非常に重要な時期に違いありません。その中におけるお歳暮とは、お中元とは違って今後の取引きなどでは、「来年期もどうかよろしく弊社をお願いします。」という意味が込められています。非常に蛇足なことではありますが、お中元よりもお歳暮はその分費用もかけるのは、もはや通例と言っても過言ではありません。

短いながらも、簡潔に”これから”を意識すること

年末というのは、どの企業や会社でも大小問わず非常に忙しい、所謂「かきいれ時」ですから、長々と文章を書くのはご法度です。受け取ったお歳暮に関しても、処理が忙しさで後手にまわってあまり気が回ってない事も多いので、絶対に~日までにはお礼状を出さなければ失礼に当たるとは言えないでしょう。

ですが、これが取引上重要なお相手だった場合は、やはりお歳暮を受け取った経営者は、気遣いをおろそかにしてはいけません。お歳暮のお礼状はこれから新年の挨拶がやってくるまでの「布石」です。手短にそれでも相手の記憶に残る文章を心がける必要は、ビジネスにおいてはあるでしょう。

お歳暮のお礼状は、1年の締めくくりです

まずお歳暮を受け取ったら、お礼状を執筆する前に、それまでどのようなお取引や関係がこれまであったかを思い返す事が大切です。何故なら「今後もあの会社と取引していこう。」という意識は、非常に小さな積み重ねで出来上がっている意識があります。

先進国では当たり前の話ですが、競合他者は星の数ほど日本でも存在します。中には年末になっても厳しい現状の企業や会社もあるかもしれません。しかし、そんな中でお歳暮を送ってくれるというのは、単なる社交辞令を超えている部分が強いのです。

最近ではこうしたお歳暮のお礼状も、テンプレートでパソコンから印字で出力して日付だけ手書きで送付することも定着しつつありますが、そんな中で仮に短い文章であっても、お歳暮のお礼状を手書きで執筆するというのは、心の余裕を超えた気遣いを相手の記憶に留めることにはなるでしょう。

お歳暮のお礼状例文

※原則縦書きでの執筆になります。

拝啓
今年もようやく師走の時期になり、様々な事があったこの一年もいよいよ暮れようとしております。

貴社におかれましては、この多忙な時期のこのようなお気遣いに大変感謝の限りでございます。その御芳志とご誠意に、有難く拝受し大変弊社を挙げて感謝を申し上げます。

冬の寒さもこれから本番で、お体にも厳しい堪える日々が続きますが貴社全ての皆様のご健康とご自愛を、心から弊社は願うばかりです。

大変この時期ながらの失礼な略儀ではありますが、この書中を持ちましてどうぞ御礼申し上げいたします。

敬具
●●●株式会社
代表取締役●●太郎

株式会社●●●
~~次郎様

ビジネス用のお中元お礼状とは、少し違った表現であることに留意です。先方への気遣いの中に、自社の存在を感じさせる印象を残すような文章にしてあります。

また日付に関しては、差し出したその日前後を記述すれば失礼がないと思います。特に年内にキチンと届くかどうか、大晦日という期日までにある程度余裕を持って出すようにしましょう。

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