内定お礼状の例文と書き方

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企業や会社から内定を受けた場合の、お礼状の書き方について

そもそもお礼状は必要なんですか?

素朴な疑問として、就職活動でようやく内定を受けた場合は、対象が新卒者になるため、入社式までの日程次第ではお礼状を送付できる期間が短い場合もあります。

原則的に事前に内定式がある、就職活動も早い時期に行い決着がついて内定が確定した場合で、特に内定式の予定を知っているタイミングなら、お礼状は書いて送付する手はずを整えた方が良いでしょう。

まずは出社する日付、内定式の有無は事前確認が必要ということを頭に入れておいてください。これは内定を受ける前でも構いませんが、出来れば企業側の心象を考慮するなら、内定通知書などが届いた時点で確認を取るのが相応しいでしょうね。

内定お礼状書き方のポイント

原則は就職活動から、内定通知書や採用通知書が届いた時点で、それから用意するのが原則で、あまり定型的にありきたりなどこにでもあるお礼状の書き方であると、かえって採用した側の人事の心象はよくありません。その為、通知が来てから出来るだけ早くに執筆し、投函を含めて先方の企業に届く日数は出来る限り一週間以内です。

ポイント1・就職が内定した企業名、部署や担当した人事などの名称・氏名は必ずメモを取り、それを参考に誤字、脱字を完全に防ぐこと。

ポイント2・修正はせず、必ず新規に新しく書き直すこと。

ポイント3・他の提出書類があるなら、先に内定お礼状を送付すること。

気をつける内定お礼状の書き方におけるポイントは、以上の3つになります。まず執筆はボールペンが基本ですが、他の紙、原稿用紙などに鉛筆で下書きしておき、それを見ながら清書するように心がけると書き損じも少なくなります。

内定お礼状の書式

どの企業においても、お礼状というのは親類や知人に出す手紙とは違って、書式がある程度あるものです。冒頭には必ず日付が左上、一段下がって会社名と担当部署、担当者の名前を2行で記述し、氏名には必ず「様」を付けます。そこから更に一段下がって、自分の自宅の住所、卒業予定や卒業していた場合でも、大学名、高校名、それぞれの専攻科、と自分の氏名を2行にまとめて記述します。

内定お礼状といったキチンとした文書であっても、ビジネスマナーレベルの高度な熟語を使う必要はありません。自分の内定を受けた喜びと、就職活動で会社を選びそのやり甲斐などを素直に書くように心がけてください。

内定お礼状の例文

平成28年3月15日
~株式会社
人事部人事担当~様
東京都千代田区●●●町●●●番
東京大学●●●専攻科
東京太郎

謹啓
時下ますます貴社のご清栄に関し、心よりお慶び申し上げます。

先日はお忙しい中、貴重なお時間を割いて頂きありがとうございます。
この度は、内定のご通知を賜りまして、誠にありがとうございます。

内定を頂くまでの期間は、大変緊張した気持ちでしたが、今では気概をもって貴社のお役に立てられる人材となるよう、志を胸に抱いているところでございます。

現在まだ修学中の身ではありますが、貴社に出社した際には、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

敬具

注意する点としては、横幅いっぱいまで行が来たら2行~3行程度に文章をまとめ、全体ではA4用紙1枚の中で、3分の2程度が埋まるように内定お礼状は書くのが好ましいでしょう。「謹啓」や「敬具」、「貴社」などの用語は最低限の知識ですので、踏まえておきたいものです。

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