反省文の例文と書き方（高校生／遅刻）

反省文とはどういった意味を持ってるのか？

高校生などでは、遅刻や無許可の下校や退出に関しては、素行として通知簿や指導に関しての記録として在校中は保管される事があります。これは、進級などでは担当教師が変わりますから、その引き継ぎで必要なる情報である場合が多いのです。

ビジネスと違って、こうした学生時代の反省文は口頭でいう反省の弁とは質がかなり違います。その意味合いは限りなく「宣誓文」に近いです。つまり今後はそうした遅刻などの行為は防ぐ手段や考え方が本人が持てるかどうか、それを推し量る意味あいがあるのです。

高校生の遅刻も立派な他人の迷惑

「たかが遅刻じゃないか。」そう思えるかもしれません。しかし、それは学業というのは必ず集団行動を規範としてるため、他の生徒に全く迷惑をかけていないわけではありません。授業で遅れた分は、教師はその生徒の知識習得や、学力に関して責任を持つ立場です。

何より、義務教育を終えて進学するために高校受験を希望したのは、高校生である本人ですから、遅刻に関して無責任で良い訳はありません。キチンと正統に他の生徒と平等に知識と学力を得る権利はあっても、それは中学校のような義務とは違います。その権利に関しては生徒も自分に責任を保つ必要があるため遅刻などの反省文は、真の反省を示す文書となるのです。

同じ過ちを繰り返さない方策を明記すること

単に反省と言っても、「反省してます」というのは、口頭と同じであるということがいえます。遅刻なら、何故そうなったのか示すことで教師は指導の目安として、生徒のために思慮を巡らす材料が得られます。

ですから具体的にどのような事があって、遅刻などの「事故」にあったかどうかが問題なのです。基本的に「遅刻したいから、そうやった。」というのは、学生以上に社会的に受け入れられる文言ではありません。遅刻は決してしてはいけないのだ、そういった観点で反省文を書く必要があるのです。

皆に迷惑をかけたという心構えで書くこと

たった一人の遅刻でも、例えば修学旅行などでは飛行機や公共交通の乗車時刻に間に合わず、多くの生徒に多大な迷惑をかけることがあります。単に普段の遅刻だから許されると言ったケースバイケースで考えることは駄目ですね。

高校生の遅刻などの反省文の例文

反省文

●●●高校2年C組 ●●●●●

私は（僕は）はこの度、朝の朝礼の決まった時間までに登校せず、遅刻してしまいました。そのために、大切な校長先生や先生方のお話を聞くことが出来ず、またクラスメートにも、大きな迷惑と負担をかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。

前日、登校時間が朝早いにもかからわず、夜遅くまでパソコンを触っていて、決められた時間に起きることが出来ませんでした。

今後は、きちんと生活態度を改め学校のルールを守り、時間も考えて生活することを心がけ、登校時間や始業時間をしっかり守ります。本当に申し訳ありませんでした。

漢字の間違いや文章なども自分で一度書いたら、出来れば声に出して読むことをお勧めします。やはり心のこもってない文章は、何が言いたいのかよくわからない事が多いものです。

また反省文の提出は、教師から求められたらその日のうちに出来るだけ早く提出する方が、出す方も心が軽くなるのでそれを心がけると良いでしょう。